本校の特長
学校の特色
松江市の橋南地区に位置する松江西高校は、「真に社会に役立つ実践的人材の育成」を建学の精神とし、大正 13 年、経理学校として設立され、今年度 100 周年を迎えます。
この間の卒業生数は 1 万 6 千人を数え、地域に根ざした学校として現在に至りました。
母体が経理学校だったことから商業系の高校からスタート し、途中、社会のニーズに応え、普通科を併設しました。
現在、2,3 年生は、普通科 (3 クラス) と総合ビジネス科 (1 クラス) を有し、普通科は特進 コース、総合コースがあり、総合ビジネス科には情報系列、会計系列、ビジネス系列があります。1 年生は、全て普通科になります。
また、学園姉妹校 (出雲西高校・明誠高校・米子松蔭高校) の卒業生とのつながりもあります。
1. 基礎力養成システム
本校では平成 18 年から基礎力養成に力点を置いた講座を設けました。
基礎力養成の基盤はベネッセの基礎力診断テストです。
診断テスト二週間前から放課後を 利用して、専用テキストの学習サポートを行っています。
またテスト返却時にはベネッセ担当者による分析会を教員・生徒対象に実施し、モチベーションの向上 に努めています。
2. 学び直し
平成 22 年度から、1 学年の 1 学期を「学び直し」の期間と捉え、国・数・英の 3 教科について、学力に自信をつけ、学習に対する自主性を育てることを目的に、ベネッセ教材「マナトレ」を用いて中学の総復習を行っています。
3. 語彙力養成
平成 25 年度より、全学年で語彙力の養成に力を入れています。現在は、ベネッセコーポレーションの「Literas 論理言語力検定」上級取得をを 1 つの目標とし、同時に、社会に主体的に参画し活躍するために必要な ”Literacy” を身につけることを目指して取り組んでいます。語彙運用力・情報理解力・社会理解力の 3 つの領域を伸ばしていくことで、言語能力の向上と社会的視野の拡大を図っています。
4. 探究学習
総合的な探究の時間
「総合的な学習の時間」から「総合的な探究の時間」へ改訂され、” 課題を解決することで自己の生き方を考えていく学び ” から ” 自己の在り方生き方と一体的で不可分な課題を自ら発見し、解決していく学び ” つまり、生徒自身と密接的な結びつきのある探究課題を見つけることが重要視されています。生徒は、1 人 1 つずつ探究課題を見つけ、その課題に向き合い、より納得度の高い「納得解」を導けるよう努めています。また、一人ずつクラス発表を行ったり、クラス代表が学年発表を行ったりと、情報の収集・整理だけでなく発信するところまで行っています。
1. 介護職員初任者研修 (旧ホームヘルパー 2 級) 講座
平成 25 年度より従来のホームヘルパー 2 級が「介護職員初任者研修」に変わりました。
本校では、引き続き、この資格取得に関するカリキュラムを総合ビジネス科の選択授業で実施します。
2. 海外研修旅行
本校では、国際理解を深めるために、学校行事として 2 年次に海外研修旅行を実施しています。
<過去の主な行先>
平成 2 年度 ~ 平成 4 年度 韓国
平成 5 年度 ~ 平成 10 年度 シンガポール
平成 11 年度 ~ 平成 16 年度 ハワイ
平成 17 年度 ~ 平成 19 年度 オーストラリア
平成 20 年度 ソウルとハワイ
平成 21 年度 グアム
平成 22 年度 オーストラリア (ケアンズ)
平成 23 年度 ハワイ
平成 24 年度 ~ 平成 28 年度 グアム
平成 29 年度からは不穏な国際情勢をかんがみて国内 (沖縄) に変更
令和 2 年度、令和 3 年度は新型コロナウイルス感染拡大の為に研修旅行を中止し、しまね海洋館アクアスに遠足に行きました。