教育理念

教育方針

校訓

この校訓は、本学園の創設者・故永島運一学園長の自らの実践に基づく人生訓です。
これを全校生徒が実践するための具体的な内容を生活努力目標として提示しています。

誠実
真心を持って人々と温かい関係が保てる人間の育成

力行
目標に向かって努力する人間の育成

明朗
明るく朗らかな人間の育成

率直
利己心のない素直な人間の育成

生徒の生活努力目標

温かい豊かな心になろう … 誠実
誠実とは自分ひとりで、真面目一筋にコツコツ努力するというだけではなく、その心いわば真心をもって周りの人々との温かい関係を保っていくことです。
そのことが、人間関係成立の基本となるものである。生徒一人ひとりが人間として、自ら認め、他からも認められる根底にあるものはこの誠実・真心 (まごころ) であろう。
自分のことだけしか見えず、人のことが見えない心は冷たい貧しい心といわなければならない。
周りの人が喜ぶ心遣いを培うよう、さらにその輪を広げて、国際社会からも喜ばれる日本人になるように努力したいものです。

未見の我の発見に努めよう … 力行
『人間は皆、本気で生きているように思っても、よく頭を使う人が一生かかっても、脳の 25 %ぐらいしか使わないものだ。』 (ウイリアム・ゼームス) と言われています。
誰でも、自分の能力の限界を知らないはずなのに、自分で自分の限界を見限っていることが多いのではないだろうか。
あらゆる分野にわたって、より高い目標を立てて精一杯の努力を重ね、目標を達成したときの成就感や満足感を味わうことで、未だ自分も知らなかった自分の能力を見つけて、自分に自信を持つことができるのです。
このような、自己探求 (自分とは何だろうかと探り求め)、自己実現 (自分をどのようにしてあらわすか)、に努める姿が社会の一員としての個人の発展にもつながるものです。

明るく素直な性格になろう … 明朗率直
顔の形が、人それぞれ違うのは、親の遺伝子を受け継いだものです。
しかし、その後の生き方で顔つきが変化するものと言われている。周囲に好感を持たれる表情であるために、明るく朗らかな心を持ちたいものです。
また、人間的に成長していくのには、両親や先生、社会の人々の忠告や苦言を率直に受け入れねばならなりません。
素直な性格の人は利己心がなくなり、周りの人のことがよく見えて視野が広がっていくと言われています。